おせん茶屋とおせん公園
おせん茶屋
源兵衛せんべいの近くには、草加せんべいの創始者と言われるおせんさんにちなんだ公園があります。街角終景事業として神明1丁目児童遊園を改修し、昭和62年に完成。江戸当時を思わせるような木造でできており、散策の休憩や、おせんべいを食べるのにちょうどいい場所です。
祭りのときには神輿担ぎの休憩場所になったり、太鼓や和楽器を演奏する場所として使われています。
普段は学校終わりの子ども達の憩いの場として親しまれています。
おせん公園
おせん茶屋をもう少し松並木のほうに歩くと、草加せんべいの生みの親と言われるおせんさんの名にちなんだ公園、おせん公園があります。
●せんべい発祥の地碑
草加せんべい草加せんべいの本家本元を全国にPRしようと、草加煎餅協同組合と草加地区手焼煎餅協同組合の2つのせんべい組合が、市民から募金を募って1992年(平成4)11月に建立されました。左にせんべいに見立てた円形の花崗岩(高さ3.3m)、右にせんべいを焼く箸に見立てた御影石(高さ5.7m)が置かれています。
~草加せんべいの伝説~
草加せんべいのルーツにはいくつかの伝説がありますがその代表的なもののひとつとして、日光街道草加松原に旅人相手の茶屋があり、おせんさんのつくる団子が評判だったということによります。
草加の茶屋のおせんさんがつくる団子は、旅人に評判でした。それまで売れ残った団子は川に捨てていましたが、ある日それを見た武者修行の侍が「団子を捨てるとはもったいない。その団子をつぶして天日で乾かして焼餅として売ってはどうか」と教えます。
早速作って売り出したところ大評判になり、日光街道の名物になったといいます。
【参考文献】
https://www.jinriki.info/kaidolist/nikkokaido/senju_soka/sokashuku/osenkoen.html
https://hotyuweb.blog.fc2.com/blog-entry-320.html
草加駅にはシンボル
<おせんさんの像> 草加駅東口
草加せんべいの伝説上の創始者といわれるのが「おせんさん」です。
売れ残った団子を平らにして焼いて売り出したのが始まり。
草加駅東口で、草加せんべいを焼いています。
向こう側には、せんべいを食べているアコちゃんがいます。
※「あこちゃん」はアコス広場のマスコットガールで草加せんべいを食べている。
アコス (AKOS) は、埼玉県草加市の東武伊勢崎線草加駅東口再開発事業により1992年(平成4年)2月に完成した再開発ビル群の名称である。
この名称は「Akro of Soka」(草加の核)の頭文字に由来する。
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