草加せんべいだけじゃない伝統産業
レザータウン草加
草加の皮革の歴史は、おせんべいと同じように皮革が大量の水を使用するため、地下水が豊富であった草加に昭和10年に皮革会社が工場を開設して以来、東京の三河島方面から続々とまとまって移転・進出したことに始まります。
第二次大戦下においては、統制品の指定を受け、操業は著しく下降しましたが、昭和25年の統制解除後は、原皮の輸入の増加に伴い活況を取り戻し、羊皮をはじめとする染色工場も増加しました。
現在では草加は素材から最終作品まで幅広く生産する、全国有数の産地となっています。
草加の皮革産業の特徴は、牛、豚、羊のほか爬虫類やシャーク(鮫)など、多種多様な素材を使用している点にあります。
製品は靴やかばん、衣料品、ランドセル、運動具など多種多様で魅力的な商品が生み出されています。
また、草加市文化会館内の伝統産業展示室でも、これらの皮革製品を常設展示、販売しています。
【参考文献】
草加市の皮革
https://www.city.soka.saitama.jp/cont/s1403/010/010/040/03.html
草加文化会館
https://soka-bunka.jp/publics/index/60/
そうか革職人会
2023年2月4日にはこのような『草加レザーフェスタ』が開催されました!
毎年開催されているイベントのようなので、来年度の開催も今から楽しみですね。
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