東洋一のマンモス団地

 

源兵衛せんべいのある草加には東洋一の団地と言われた、草加松原団地がありました。1950年代から着工され、入居募集は1962年12月15日から1963年2月末にかけて実施されたが、780戸の募集に対して、10,725件の応募が集まったそうです。団地はA地区〜D地区に区分されており、西側は国道4号に面し、東側は、東武伊勢崎線松原団地駅（現駅名称「獨協大学前」）に隣接しています。

 

 

全住居5,926戸の内訳は、1DKが1,376戸、2DKが2,208戸、3K及び3DKが1,680戸、テラスハウスが659戸である。また、入居開始時の家賃は8,000円～16,000円に設定され、家族収入が家賃の5.5倍以上であることが入居条件とされていました（参考までに厚生労働省による1962年時の大卒初任給は17,800円である）。会社役員や官僚なども居住したため、朝の通勤時間帯には迎えのハイヤーが列を作る光景も見られたそうです。

 

 

そんな松原に当時は映画館もありました。1975年、東武伊勢崎線松原団地駅東口のビル2階に開館し、184席と154席の2スクリーンを有する。川越市の川越スカラ座に次いで、埼玉県で2番目に古い映画館施設だという。草加市周辺に相次いでシネコンが進出したことで、集客が厳しくなり2008年9月末をもって、草加市の映画館「東武松原シネマ」が閉館しました。

 

 

現在の松原団地

 

1999年 、駅前に30階建ハーモネスタワー松原が完成したことを皮切りに、2003年（平成15年）3月からは、草加松原団地の建物や設備の老朽化が進んだことにより、都市再生機構（UR）が団地の建替え事業を開始し、コンフォール松原と名称を変えました。

 

 

東武鉄道は「大学のあるまち」として地域のイメージアップにつながる上、名勝「草加松原」を副駅名とすることで観光地としてのPRにも繋がるとし、2016年（平成28年）6月22日、翌2017年春に駅名を獨協大学前駅（どっきょうだいがくまええき）に改称し、副駅名として「草加松原」を導入することを発表した。また、名称変更に要する費用（約3億円）は獨協大学が全額負担した。地元の要望を受けて駅名を改称するのは、東武鉄道ではこれが初めての例となったそうです。

 

この他にも、ソライエ草加松原や、シティテラス草加松原、ソライエシティ、TOBU icourt（トーブ イコート）など家族で住みやすい街に変化しとっても賑わっています。 

 

草加のせんべい屋

 

住宅街に商業施設、松並木に近年益々の魅力を集める草加市に是非遊びに来てください。草加生まれ草加育ちの私たちですが、古き良き町並みがありながらも、子育てしやすい環境や温かい人々がいます。大人になって、子供の頃によく足を運んだ場所に訪れたりすると、当時の記憶が蘇ってくることと同時に、見えなかった景色が見えたり、感じ方が変わったっり、まったく別の場所に見えたり．．．感慨深いですね！

 

皆さんの故郷はどうですか？

 

私たちは草加の魅力を沢山伝えていけるように、これからも貢献していきます。

草加　源兵衛せんべいをどうかこれからもよろしくお願い申し上げます。